“人間が生きる上に、何でもないことは先ず無い。何でもなさそうな事も、みな何でもある。全て何でもあるものが、何でもなさそうな顔をしているそのおかしさを、私は私なりのありていな言葉で言ってみたいだけだ。”(ひとるたま)

火門集をはじめ、入手困難な阿部青鞋の作品を一挙に読める、待望の一冊。

収録作品
武蔵野抄
句壺抄
阿部青鞋集(抄録)
火門集
樹皮
続・火門集
霞ヶ浦春秋
ひとるたま
補遺 ※
略年譜

製本:B6
表紙:ソフトカバー
用紙:ラフクリーム
頁数:382ページ

※「ひとるたま」以後『俳句』『俳句研究』掲載作品