鈴木花蓑句集

鈴木花蓑句集

大いなる春日の翼垂れてあり
もつれつつとけつつ春の雨の糸
三人のふだんの友と月見かな
湯ざめして或る夜の妻の美しく

大正ホトゝギスにおいて一時代を築いた作家、鈴木花蓑。
客観写生を土台としつつ、快活で華やかな作品の数々を残している。
本書は『花蓑句集』を底本として作成した。略年譜付き。

B6版ペーパーバック148頁

収録作品
花蓑句集

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