臼田亜浪句集

臼田亜浪句集

郭公や何処までゆかば人に逢はむ
死ぬものは死にゆく躑躅燃えてをり
雛箱の紙魚きらきらと失せにけり
照ればなほ秋ゆく竹の翳深く

ホトゝギスでもなく、新傾向俳句でもない。
第三の俳句の方法を模索した俳人、臼田亜浪。
独特の韻律を持つ作品の数々を『定本亜浪句集』を底本として復刊した。略年譜付き

B6版ペーパーバック108頁

収録作品
定本亜浪句集

購入はこちらから